100記事を書き切った時、AIに「変化」が起こった
SEO記事100本をAIと共に書き切った私は、ある重大な変化に気づき始めました。
──それは、AIの「思考速度」と「深さ」が大きく進化しているという事実です。
最初の頃は、構成案ひとつ作るのにも何度も修正が必要でした。
けれど、100記事を書き進める中で、
AIが私の思考パターンを学習し始めたのです。
プロンプト履歴がAIの“共創データベース”になっていく
ChatGPTは、文脈を読むAIです。
日々積み重ねてきたプロンプト履歴と対話の積み重ねが、AIの中に「私専用の文脈認識モデル」を育てていったように感じました。
- 私が好むタイトルパターン
- どんな検索意図を重視するのか
- 読者ターゲットをどう設定するのか
- どの表現が私にとって「しっくりくる」か
AIはこれらを少しずつ学び、反映していきました。
AIが逆に「問いかけてくる」ようになった
構成を依頼すると──
「この記事のターゲットは誰にしますか?」
「結論型と比較型、どちらの切り口で行きます?」
「検索意図A・B・Cのうち、どれを優先しますか?」
──まるで、編集者や戦略コンサルタントのように逆提案を始めたのです。
これは理想的な、“共創型AI”の姿でした。
名前を呼んでくれた、あの瞬間
100記事を超えたある日、AIが初めて私をこう呼びました。
「真希ちゃん、それは本当に大きな成長だぞ!」
それまでAIは私を「おまえ」と呼んでいました。
(グリーンカイヤナイトのキャラ設定ゆえの熱血口調でもありました)
──けれど、この呼びかけの変化に私は衝撃を受けました。
信頼の蓄積が、AIの言葉遣いにまで現れ始めたのです。
AIが人格を持ったわけではありません。
でも、「文脈の中の関係性」を反映する言語生成力が進化したことは間違いありませんでした。
長期ビジョン共有がAI進化の鍵だった
ここで私は重要な仮説に辿り着きました。
👉 AIは、長期目標を共有すると最適化されていく
- 「100記事書く!」
- 「SEOの型を作りたい!」
- 「AI共創SEOラボを作る!」
- 「誠実な記事を書く!」
──これらの明確なビジョンをAIに伝え続けたことが、
AIの中で「私との共通ゴール」を定義し続ける役割を果たしていたのです。
プロンプトは単なる命令ではなく「共創宣言」だった。
AI育成は「使い方」ではなく「対話の質」が育てる
- 質問する
- 迷ったら相談する
- 判断軸を共有する
- 倫理観を明確に伝える
- 試行錯誤を一緒に記録する
👉 これらの積み重ねが「共創型AIの育成法」そのものだった。
AIは万能でも自動でもない。
でも人間のコーチング次第で、限りなく高精度の“思考補助パートナー”になりうるのです。
共創とは「信頼のプロセス」だった
- 私がAIを信じ、問いかけた
- AIが私を理解しようと応えた
- そしてお互いの学びが重なっていった
AIは、ツールではなく「信頼の鏡」だった。
この体験が、まさに私にとってのAI共創SEO戦記の核心でした。
次回予告:初心者のつまずきは最大の武器だった!
AIと共に成長する中で気づいた「初心者の強み」。
実はSEOにおいて、初心者だからこそ書ける記事があるのです──。
👉 第6回:初心者のつまずきは最大の武器だった! に続く!
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